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ペイシェント・ボイス

患者さんおよび患者会の皆様方にとって役立つ医療政策に関する動向などを分かりやすい形で提供していきます。
「患者の声・マガジン」が名称を「ペイシェント・ボイス」と改め、 コンテンツをリニューアルしました。

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┏┏┏ 【ペイシェント・ボイス】 第53(2009.11.8)号
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【 目次 】
◇第7回勉強会レポート
◇勉強会感想:参加者アンケートより
◇会員だより
◇事務局からのお知らせ
◇ニュース・リンク集
◇協賛団体紹介
◇正会員情報
◇メルマガ発行情報
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◆第7回勉強会レポート<2009年9月26日開催>

勝村久司・中医協委員を講師に診療報酬を考える
      ▼レポート:本間俊典(復生あせび会)患者の声・協議会 世話人
  第7回勉強会は9月26日(土)、東京・品川の全社連研修センターで開き、
会員ら約50人が集まりました。
今回は「患者の視点からの診療報酬改革」をテーマに、
中央社会保険医療協議会(中医協)委員の勝村久司さんを講師にお招きし、
中医協の舞台裏など興味深いお話を披露していただきました。
  中医協は2004年の歯科医師会汚職事件をきっかけに、
診療報酬の決定過程に対する国民の不信感が強まり、
診療報酬改定の「基本方針」は社会保障審議会医療保険部会・医療部会に
決定権が移り、委員も公益委員を4人から6人に増やすなどの改善措置を
講じて来ましたが、まだ患者側の意見が十分反映されているとは言えない
ことから、今回のテーマに選びました。(文責・本間俊典)
<以下、続きを読む>http://www.patients-voice.jp/

「中医協改革は道半ば」患者の視点からの診療報酬改革
中医協委員、勝村久司氏

 中医協での議論の進め方は裁判に似ています。
診療報酬をめぐって支払い側と医療側が議論し、最後に公益委員が結論を出す
という図式で、裁判における原告、被告、裁判官の関係のようなものです。
それも、議論の方向性などは厚生労働省の事前レクチャーがあり、
そこからはずれることはまずありません。
自由な発言のできる場とは言えず、やりとりもマスコミの政治部記者や
業界紙の記者だけが注目するだけで、国民にとって開かれた議論の場とは
言えない世界でした。<以下、続きを読む>http://www.patients-voice.jp/

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◆勉強会感想:参加者アンケートより

・診療報酬の過程において与えられたパジェットを、
  どの程度に再配分して行くか、の議論の過程をもう少し聞きたかったです。

・中医協の中にいる方(特に医師以外で)のお話を伺える機会は少ないので
  勉強になった。個々の委員がどんな志をもって中医協に関わっているかが
  示されるのは大事な事だと思う。

・伊藤さんの解説のあと、勝村さんのレクチャーという流れは大変分かり
やすかった。オセロの角をとる、ダイナミックな改革が必要との勝村さんの
お考えにはいつも共感させて頂いています。

・いつも限られた人たちの会なので、もったいないです。

・行政マンと患者・家族の方々が自由に参加できるこの会はとても有意義です。

・とても良いレクチャーだった。
  全国の患者団体や関係者にも伝えたい。

・勝村氏の姿勢に感動しました。レセプト開示を契機に医療の価値観を変えて
  いく。壁を溶かして国民の意識を目覚めさせ、国民のための医療再生を求め
  て行く未来軸は素晴らしいと思います。医療プロセスを変えていくために、
  国民一人一人が関心を持って臨んで行かないとと自覚しました。

・中医協の構成、成り立ちなど、よく理解できました。
  一方で中医協あるいは診療報酬決定・改訂に関して、もっと国民・患者の視
  点から議論が進むような検討が必要という事を学びました。

・中医協および社会保障審議会について、もっと国民に開示されるような
  しくみが必要と思います。

・レセプト開示の在り方として、医療機関窓口で領収書を手渡しされるだけで
  なく、説明を義務付ける必要があるのでは?
  一般国民は領収書を手渡されても分からない。質問しづらい。病院間で費用
  が違う。など気付いてもどうしたら良いか分からない。etc

・国民の教育の機会を増やす。短期では難しいが、中学校義務教育で医療の時間
  を組む必要を感じます。

・お二人とも分かりやすいお話で良かったです。全く知らない事だったけど、
  ある程度理解できました。勝村さんの裁判の比喩も理解の助けになりました。

・1〜4歳児の死亡については日本小児科学会が死因調査を行っています。
  ぜひ小児科学会に「参加の問題」という視点を提言してあげて下さい。
  死因は届出制なので、実態が分からないと小児科学会も苦慮しています。

・勝村委員がご自身の過去の被害を述べるのではなく、国民全体、患者の利
  益を考えて行動して下さっている事に感動いたしました。
  少しづつかもしれませんが、変わりつつある中医協の今後を注目して行き
  たいと思います。

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◆会員だよりNo2◆関節リウマチは「寛解」の時代へ
     社団法人 日本リウマチ友の会 会長 長谷川三枝子

 日本リウマチ友の会は1960年、長期の療養生活の中で精神的、経済的、
社会的に多くの問題を抱えた患者同士が「リウマチに関する正しい知識を広め、
リウマチ対策の確立と推進を図り、リウマチ性疾患を有する者の福祉の向上に
努める」という目的で発足しました。
現在の会員数は約2万人。全国47支部が地域に根づき、きめ細かな活動や自治
体などへの働きかけを続けています。

リウマチとは

 関節リウマチ(以下、リウマチ)は発病原因が不明で、治療法も確立されて
いない病気で、日本には約70万人の患者がいるといわれます。
絶え間ない痛みに苦しみ、日常生活が不自由になる場合も少なくありません。
  リウマチは専門医による初期の治療が大切で、早期診断、早期治療によって
進行が抑えられるようになってきています。症状に大きな個人差があるので、
患者一人ひとりに合う治療法を見つける必要があります。

リウマチの治療

 治療は基礎療法、リハビリテーション、薬物療法、外科的手術療法という
4本柱から成っていますが、近年、新薬が認可されて治療の幅が広がりました。
特に生物学的製剤などの登場によって、治療の選択肢が増えたのです。
  骨の破壊を抑えて「寛解」に導く効果に対して、患者の期待が大きく膨らん
でいますが、薬価が高く、必要とする人が選べないという問題に直面していま
す。
  一方、手術療法では人工関節置換術の進歩などで機能障害が改善され、日常
生活での自立とともに社会参加が可能となった患者も増えてきました。

2010年―創立50周年―

 2010年に創立50周年を迎えますが、いま5年ごとの「リウマチ患者の実態調査
」を実施中です。調査はリウマチ患者を取り巻く医療・福祉・社会環境が数値で
裏付けられ、当会の活動の基礎資料となります。
  ここに表れる問題点を一つひとつ解決しながら、リウマチ患者の療養環境を整
えていくのが当会の役割と考えています。
  リウマチの治療目標として「寛解」がいわれる時代となりました。
早期診断・早期治療により進行・悪化させず、望む日常生活・社会生活が可能と
なる時代となりつつある中で、『2010年リウマチ白書』にはどのようなリウマチ
患者の姿が表れるか。
「原因解明と治療法の確立」が夢でなくなることが私たちの切なる願いです。

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◆事務局からお知らせ
  7月から新年度に入っています。継続申込のお手続きがまだの団体は、
   お手配よろしくお願いします。
   
連絡先
TEL:03-3445-5063  FAX:03-3445-5099
Mail:info@patients-voice.jp
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◆ニュース・リンク集◆

難病医療費助成に11疾患
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20091017-OYT8T00322.htm

診療報酬改定で検討チームを検討 厚労相直属、基本方針を策定
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009101701000471.html

事項要求の予算確保に全力―長妻厚労相
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/24797.html

地域医療の再生計画見直しへ 国の交付金減額決定で
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20091016/CK2009101602000010.html

サミット」を開催―対策基本法の実現目指す
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/24772.html

「脳卒中対策基本法」制定を―日本脳卒中協会
https://www.cabrain.net/news/regist.do

◇レセプト電子化、義務づけ先送り 厚労省、方針を転換
http://www.asahi.com/health/news/TKY200910100105.html
http://mainichi.jp/select/science/news/20091010ddm005010046000c.html

◇医学部教科書:患者が執筆「生の声知って」
http://mainichi.jp/select/science/news/20091010k0000e040048000c.html

◇後期医療12年度末まで 新制度へ準備 厚労相方針
http://www.asahi.com/health/news/TKY200910100368.html

◇診療報酬上げへ3000億円要求、厚労相 10年度予算で概算要求
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2009101009407h1

◇「後期高齢者」当面維持、老健も復活させず /新制度創設へ…厚労相方針
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20091004-OYT8T00217.htm

民主党医療政策の行方
新厚労大臣「マニフェストの実行」を強調
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/200910/512521.html

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■患者の声・協議会は、以下の賛助団体からご協賛をいただいています■
(50音順)

★味の素株式会社(医療カンパニー)★あすか製薬株式会社★アステラス製薬株式会社
★アストラゼネカ株式会社★アボットジャパン株式会社★エーザイ株式会社
★大塚製薬株式会社★株式会社三和化学研究所★株式会社ウイングメディカル
★株式会社ファーマインターナショナル★キッセイ薬品工業
★サノフィ・アベンティス株式会社★参天製薬株式会社
★シェリング・プラウ株式会社★第一三共株式会社★大鵬薬品工業株式会社
★中外製薬株式会社★富山化学工業株式会社★日本イーライリリー株式会社
★ノバルティス ファーマ株式会社★バクスター株式会社★万有製薬株式会社
★ブリストル・マイヤーズ株式会社★マイラン製薬株式会社★持田製薬株式会社
★ヤンセンファーマ株式会社
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◇ 正会員情報 ◇
REM21会/あけぼの千葉/NPO法人 アトピッ子地球の子ネットワーク/
癌と共に生きる会/草の根歯科研究会/埼玉県膠原病友の会/NPO法人 JAPAN IBD/
NPO法人 腎臓サポート協会/NPO法人 睡眠時無呼吸症ネットワーク/
NPO法人 日本アレルギー友の会/NPO法人 日本医療政策機構/NPO法人日本炎症性腸
疾患協会/NPO法人 日本せきずい基金/NPO法人 日本トゥレット協会/
NPO法人 日本慢性疾患セルフマネジメント協会/(社)日本リウマチ友の会/
社会福祉法人 はばたき福祉事業団/NPO法人 PAHの会/NPO法人ひょうごセルフヘ
ルプ支援センター/NPO法人 ブーゲンビリア/復生あせび会/リンパの会/

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◆◆ メルマガ発行情報 ◆◆
ペイシェント・ボイス 第53号(2009-11-08/発行)
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http://www.patients-voice.jp/index.htm
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編集:患者の声を医療政策に反映させるあり方協議会メルマガ班
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問合せ先:mag@patients-voice.jp
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