患者の声協議会は3月28日、東京・文京区で埼玉県立大学理事長の田中滋氏を講師に迎え、リアル方式で第52回勉強会を開きました。前半、田中氏が「社会保障制度はどういう装置なのだろうか~医療保険・医療提供体制・診療報酬の政策上の位置づけ」と題して講演し=写真上、後半は講演内容を受けて参加者の意見交換を行いました。

田中氏は、世界史的な視点から医療体制がどのように生まれたかを解説し、現代につながる制度は近代以降に発展したと述べました。そのうえで、現代日本の医療を「社会保障制度」の一環ととらえ、制度の財源、医療提供体制、医療の利用方法、診療報酬制度などについて、わかりやすく解説しました。

後半は講演を受けて埴岡健一氏(世話人)がМCを務め、当協議会などが提唱している7項目の「医療基本法」骨子に沿って、全参加者に「今後の医療について大切なこと」を箇条書きに書いてもらいました。それを7項目ごとに仕分けし=写真下、各項目について意見交換を行い、田中氏の意見を求めるなど、活発な議論が展開されました。(本間)